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p 2008.07.07

感染性腸炎(下痢症)
赤痢アメーバ、
ランブル鞭毛虫、
蛔虫、鞭虫など
メトロニダゾール、パモ酸ピランテル、メベンダゾールなど

マラリア マラリア原虫 クロロキン、
メフロキン、
ファンシダールなど
蟯虫症 蟯虫 パモ酸ピランテル

プラジカンテル(praziquantel)・・・吸虫駆除剤である。商品名はビルトリシド。肝吸虫症、肺吸虫症、横川吸虫症

(日本住血吸虫症にも有用であるが、日本では住血吸虫症に対する効能は承認されていない)
1.寄生虫原虫学で用いられる次の用語を簡単に説明せよ。
喀痰検査・・・ウエステルマン肺吸虫症(淡水産カニ)
糞便検査・・・ジアルジア(ランブル鞭毛虫)鞭虫症・蛔虫症・条虫症・蟯虫症
?中間宿主・・・寄生虫において幼生期の発育を行い、成虫が有性生殖を行う宿主が別の動物である場合の宿主。発育あるいは無性生殖のみを行う

 ?終宿主・・・寄生虫の生活環において有性生殖が行われる宿主

 ?Vector・・・人から人へあるいは動物から人への病原体の媒介において重要な役割をもつ生物。

 ?幼虫移行症・・・ヒト以外の動物を終宿主とする寄生虫の幼虫が中間宿主であるヒトに感染して種々の症状を発すること、ヒトが中間宿主( Intermediate host )あるいは保虫宿主( Paratenic host )になった状態。本来ヒトに寄生する種ではなく、動物の寄生虫が原因となる(人体内では成虫に発育できず、虫卵が検出されない)。

動物の寄生虫が人体に侵入した場合、多くは速やかに死滅する。しかし、一部に幼虫のまま、人体内で一定期間生存できるものがある(病変部から幼虫が検出される)。

この場合、幼虫は人体内で定住場所を求めて動き回ることになる。これを幼虫移行症という。糞便検査や喀痰検査で虫卵が検出されない。原則として、病変部から虫を検出する以外ない。完全な虫体が摘出されても、幼虫では種の同定までは難しい。しかも多くの場合、損傷された虫体あるいは断面から同定を試みることになる。

駆虫薬の多くは幼虫には無効である。虫体の外科的摘出あるいは保存的治療を行う。

顎口虫、アニサキス、広東住血線虫、条虫の幼虫寄生(包虫(エキノコックス、有鉤条虫症に伴う有鉤嚢虫症、マンソン裂頭条虫の幼虫寄生である、マンソン孤虫症)など

 ?原虫・・・寄生虫学において単細胞の寄生虫、真核単細胞の微生物であって動物的なもの

?蠕虫・・・多細胞の寄生虫。線形動物(線虫)、扁形動物(条虫、吸虫)

2.我が国で現在見られる寄生虫感染症(病名または寄生虫名)を2つあげよ。

・・・アニサキス(サケ、サバ、アジ、イカ、タラ、クジラ、イルカ、ヒトは中間宿主)、横川吸虫(アユ、ミラシジウム→スポロシスト→レディア→セルカリア→メタセルカリア)、日本海裂頭条虫(広節裂頭条虫)、蛔虫

3.寄生虫感染では、その他の感染症とは異なる宿主免疫応答がみられる。

具体的にどのような免疫応答が寄生虫感染に特徴的であるか、説明せよ。

・・・寄生虫に感染すると好酸球とIgEが増加する。

免疫系が寄生虫を完全に排除し得ない場合には、生体は寄生虫を炎症細胞のカプセルの向うに押し込み寄生虫の害を最小限に食い止めようとする反応が起こる。この反応は、T細胞依存性であり、局所的に分泌される抗原に対する慢性の細胞媒介性免疫応答である。そして、マクロファージが集積し、線維化促進因子を分泌し、肉芽腫組織の形成を促し、ついには線維化が起こる。虫卵周囲の肉芽腫形成は住血吸虫感染の場合に顕著に見られる。 蠕虫感染では、寄生虫から放出される抗原刺激を受けてT細胞とマクロファージがB細胞に作用し、抗原特異的な抗体を産生させる。特異的IgE抗体は局所の肥満細胞を感作し、抗体との結合に際し脱顆粒を起こさせ、ヒスタミンなど様々なエフェクター分子を放出させる。肥満細胞はさらに好酸球走化性因子(ECF)を分泌する。好酸球は、これと寄生虫由来の走化性因子(ECF-P)によって寄生虫の方に呼び寄せられ、さらに抗原刺激T細胞由来の好酸球遊走因子(ESP)によって刺激されて増殖する。好酸球は、?特異抗体を介して抗体依存性細胞傷害作用により寄生虫を殺す作用と、?種種の酵素を含んだ顆粒の放出による肥満細胞由来の化学伝達物質の作用制御の2つの働きを有す。

※ 蠕虫…原虫の対になる語、多細胞生物の寄生虫。腸内に棲む虫様の寄生虫のことで、主に線虫類、条虫類、吸虫類、鉤頭虫類を含む

腸管に定着した線虫に対しては、それを排除しようとする免疫学的反応が起こる。ッ抗原刺激を受けて集まってきたT細胞は炎症細胞や肥満細胞・杯細胞の増加を促し、化学伝達物質や粘液の分泌を亢進させる。抗体の存在下で、粘液に包まれた虫体の排出は蠕動運動により効果的に進められる。

4.マラリアにつき答えよ。

?原因となる原虫の種類を4つあげよ。・・・三日熱マラリア原虫…2日に1回発熱 、四日熱マラリア原虫…3日に1回発熱 熱帯熱マラリア原虫…一番危険である 卵形マラリア原虫

?マラリア原虫の人体外生活環を説明せよ。・・・生活史

スポロゾイト(蚊の唾液腺)→分裂体(肝細胞)→メロゾイト(血中)→輪状体・アメーバ・分裂体(赤血球)→メロゾイト→生殖母体(ヒト血中)→生殖体(蚊中腸)→オーシスト(蚊中腸壁)→スポロゾイト(蚊唾液腺)

1.スポロゾイトが蚊から人体に侵入し肝細胞に入る

2.肝細胞に入ったスポロゾイトは分裂体となり、分裂によって数千個のメロゾイトとなる

3.メロゾイトは肝細胞を破壊し赤血球に入る。赤血球内で輪状体→アメーバ体→分裂体と発育。

  分裂体はメロゾイトとなり、感染赤血球を破壊し別の赤血球に感染

4.赤血球での分裂を繰り返すうちに一部の原虫は性生殖母体となる。

5.性生殖母体は蚊の中腸で性生殖体に成熟

6.生殖体は受精し融合体に。融合体は蚊の中腸壁でオーシストを形成

7.オーシスト中には多数のスポロゾイトが形成されこれが唾液腺に集まる。

?マラリア原虫の人体内発育過程を説明せよ。・・・上記

?我が国においてマラリアを疑うのは、どのような場合か。・・・サハラ砂漠以南のアフリカ、アジアなどの流行地への渡航歴がある。発熱・全身倦怠・肝脾腫などの症状がある。

?マラリアを疑った場合、実施すべき検査と所見は何か。・・・■検査所見

●一般検査では貧血は初期にはみられないこともある。白血球数は不定であるが、血小板減少は高率にみられる。生化学検査ではLDH、間接ビリルビンの上昇、総コレステロールや総蛋白、アルブミンの低下などが高率に生じる。

●確定には、薄層、厚層血液塗抹標本をギムザ染色し、光学顕微鏡で観察することである。その際4種のマラリア原虫の鑑別を行う。

●他に補助的手段として、熱帯熱マラリア原虫抗原蛋白(histidinerichproteinII)の検出キット、熱帯熱マラリアと三日熱マラリアを対象に原虫由来のpLDHを検出するキットがあるが、国内では販売されていない。筆者らが岡山大学綿矢教授と行っている4種のマラリア原虫を区別して検出するPCR法もあり、原虫数が少ない場合などに有用である。

治療と予防

クロロキン→赤血球の中のマラリアを攻撃

キニーネ→脳マラリアなど重篤な場合。副作用大

プリマキン→肝臓の休眠体に効果あり

5.住血吸虫(症)につき答えよ。人体寄生の住血吸虫の成虫は静脈血管内に住み、ヒトに重篤な障害を起こし、世界中で2億人ほどの感染者のいる重要な寄生虫である。住血吸虫は、吸虫の中では変わった種で、成虫は雌雄異体で、雌は雄に抱かれた形で血管内に住む。卵は便か尿に排泄され、中からミラシジウムが遊出し、中間宿主の淡水産の貝に入り、セルカリアに発育する。貝から出たセルカリアは第2中間宿主はとらず、終宿主に経皮的に感染し、寄生性の幼住血吸虫となり、肺を経て寄生部位に至る。

卵の形によって以下の3種に分類することができる。

?原因となる寄生虫を2種類あげよ。日本住血吸虫、マンソン住血吸虫

住血吸虫症は、成虫が静脈内に寄生することで生じる疾患である。尿路住血吸虫症に属するビルハルツ住血吸虫症(病原体はSchistosoma haematobium )、腸管住血吸虫症に属するマンソン住血吸虫症(S. mansoni )、日本住血吸虫症(S. japonicum )、メコン住血吸虫症(S. mekongi )、およびインターカラーツム住血吸虫症(S. intercalatum )の5種類

?一般的感染様式を説明せよ。・・・日本住血吸虫のセルカリアはミヤイリガイの中で成熟すると、水中に出てきます。 その時、人などの動物が水中に入ってくると、セルカリアが皮膚を突き破って体内に侵入します。それによりその動物は感染します。

?日本でみられた住血吸虫症では何故肝硬変がおこるのか。・・・慢性期になると、虫卵の栓塞・虫卵結節による肝の線維化、ひいては肝硬変が起こり、門脈圧の亢進による脾腫、腹水貯留が見られるようになる。

?住血吸虫症の駆逐に最も有効な社会的方法は何か。・・・中間宿主である淡水産の貝を絶滅させる。

?現在、世界的にはどの地帯で感染が多くみられるか。・・・アジア、アフリカ

6.寄生虫病に対するワクチン開発(実施)は容易ではない。何故か。寄生虫・原虫疾患に関してはワクチン開発がしにくいという現状がある。寄生虫・原虫分野でもっともワクチン開発が進んでいるとされるマラリアでさえ、、ワクチン開発が難しい理由としては、?マラリア原虫が血液中に侵入してから肝臓に到達するまでの時間が数分と非常に短いこと、?スポロゾイト→肝臓型→メロゾイト→赤血球型→ガメートと、めまぐるしく型を変えること、?エフェクター機構が依然分かっていないこと、などがあげられる。

実際には、クロロキンを週1回のペースで服用するなどして予防するが、クロロキン耐性のマラリア原虫もおり、基本的には予防は難しいので、罹ってからの対症療法が中心なのが現状である

7.次の疾患の原因となる寄生虫/原虫名をあげよ。

?シャーガス病 Chagas' disease・・・トリパノソーマクルーヂ、サシガメ、リンパ節、肝臓、脾臓の腫脹、筋肉痛、心筋炎、脳脊髄炎、心臓障害を示す。

?象皮病・・・バンクロフト糸状虫、イエカ、フィラリア=糸状虫

?長大な一匹の寄生体による消化器症状や腸閉塞・・・広節裂頭条虫(日本海裂頭条虫いわゆるサナダムシ)第1中間宿主はケンミジンコで、第2中間宿主はサクラマス

プレロセルコイド(擬充尾虫)の形で感染が起こり、小腸上部で急速に発育する。下痢や腹部不快感、体重減少、腸閉塞などの消化器症状が起こる他、疲労倦怠感やめまい、寒気といった神経症状を伴う場合もある

?水頭症や脈絡網膜炎などを呈する先天感染・・・トキソプラズマ、妊娠初期に初感染した場合、胎児が重篤な障害を負うことがある。生肉、ネコのフン、垂直感染、日和見感染、日本で10パーぐらい感染。

?サバの生食後の急性激症型胃炎・・・アニサキス、

?非細菌性赤痢・・・アメーバ赤痢、断続的な下痢が起こり、ガスがたまり(鼓腸)、けいれん性の腹痛、ゼリー状の粘血便

?カラ・アザール(黒熱病)・・・リーシュマニア、サシチョウバエ類によって媒介される。感染後数ヶ月から数年たってから、発熱、肝臓や脾臓の腫大と貧血といった症状が出て、放置すれば死に至る。

?貧血と発熱発作・・・マラリア原虫、ハマダラカ

アフリカトリパノソーマ・・・アフリカ睡眠病、ツェツェバエ

   ?広島などの地方病、肝硬変・・・日本住血吸虫、ミラシジウムはミヤイリガイの体表を破って体内に侵入し、そこで成長するとスポロシスト幼生、多数の娘スポロシスト幼生となってスポロシスト幼生の体外に出る。セルカリア(cercaria)幼生となって娘スポロシスト幼生と宿主の貝の体表を破って水中に泳ぎ出す。ミヤイリガイは水田周辺の溝などに生息しており、その水に最終宿主が皮膚を浸けたときに、セルカリアがその皮膚から侵入し感染する。その後肝臓の門脈付近に移動して成体となる。成体は成熟すると雌雄が抱き合ったまま門脈の血流をさかのぼり、消化管の細血管に至ると産卵する。卵は血管を塞栓するためその周囲の粘膜組織が壊死し、卵は壊死組織もろとも消化管内にこぼれ落ちる。

?北海道、キタキツネ・・・エキノコックス

?サワガニ、血痰・・・ウェステルマン肺吸虫

?セロファンテープ・・・ギョウチュウ

?飲料水や水道水に混入、旅行者下痢症、AIDSなど免疫不全症では重症化・・・クリプトスポリジウム
?ジアルジア症・・・ランブル鞭毛虫、下痢と腹部の痙攣を特徴とする胃腸炎、旅行者下痢症(traveler's diarrhea)
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